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だれ似? [島暮らし]

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台風11号の接近により
一学期の終業式が一日早まり、
7/16から夏休みに突入した長女。
台風がそれた場合、メールにて連絡が入るとのことで
17日は自宅待機をしていたのですが
結局連絡は入らず、一日早い夏休みへ。
メールでの連絡網というあたり、
さすが「平成」と申しますか、
考えてみれば、僕の幼い頃はインターネットなどというものは
存在しなかったわけでして。

終業式を終え、自宅へ帰ってきた長女。
まずは自分の机に向かい、夏休みの宿題をはじめます。
・・・・・・・・・・・。
この行動
信じられません。
ありえません。
こんな行動をとった記憶がありません。
僕が小学生だったころなどは
終業式が終わり、
ろくなことが書かれていなかった通信簿をもらい(笑)
家路に着くとき
テンションはMAX!
ランドセルをブンブン振り回し
走りながら
頭の中は
遊ぶこと一色。
カブトムシ、クワガタ、おばあちゃん家へ遊びに行くこと
(父は岩手、母は福岡の出身だった僕は長期休みに両親の実家へ
遊びに行くことが本当に楽しみだったのです。)
友達と遊ぶこと、プール、海、川、スイカ。
なにより、夏休みの間中は
「勉強しなくてよい」期間と認識し
そのことが嬉しくて、嬉しくて
頭がクラクラするくらい
嬉しかった(笑)
そんなおバカな子どもだったので
長女の夏休み初日の行動には
絶句、でございました。
僕の母が
夏休み初日に僕が自主的に勉強をやり始めるのを見たなら
(頭でも打ったのかしら・・・・)
と心配するに違いなく
時折、自分とよく似た表情で、よく似た不器用さを見せる長女も
やはり部分、部分は全く違う面を見せてくれて
なんだか少し、
ホッとします
僕に似ていなくて(笑)


まだ東京にいた頃、
家族で避暑地へ。
到着が夜遅かったため、
子どもたちは車でぐっすり。
別荘地だったので、
鍵を借りに管理事務所へ行った妻を車外に出て待っていると・・・・・
ポト、ポト
と音がして
電灯の下にカブトムシが落ちてきます。
それが何匹も。
あの時は
狂喜乱舞して
真夜中、大騒ぎして
落ちてくるカブトムシを拾い集め
子どもたちが持ってきていた虫かごへ。(笑)
幼稚な性格は
いくつになっても
変わりませんなぁ~。

仕事が忙しく
僕達の夏休みはまだ少し先ですが
楽しみ~夏休み!





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夏のお味噌作り 一日目~麹おこし~ [島暮らし]


中島では夏にお味噌を仕込みます!

初めて中島に来島した際、お世話になった農音ハウスの向かいの倉庫で
集落の方がちょうどお味噌作りをされていて、子供たちと少し手伝わせて頂いたのですが、
味噌の仕込みといえば、冬だと思っていたので、
夏のお味噌作りに、とても驚きました。
発酵の時間のかかる冬場仕込みのお味噌とは少し味わいも違うのかもしれませんが、
なにより麹おこしに温度管理などがいらずとても簡単に出来る!というのは
とても嬉しいです。

みかん島の中島では、冬場はみかん仕事が忙しいからという説もあったりするようですが
実際はどうなのでしょうか?
因みに、島のお味噌は甘い麦味噌です。

私達の住む集落でも、味噌作りをされる家庭はかなり少なくなってきているようですが、
当ブログではおなじみの(笑)島の師匠一家のおばさんに声をかけて頂き、
今年はお味噌作りを教えてもらうことになりました♪

お味噌作り1日目
(私の、来年のお味噌作り覚書を兼ねて~)

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朝9時
一晩浸水しておいた麦10kGを洗い、セイロでふかします。
もちろん、S家の素敵なおくどさん使用♪
沸騰してから20分、上下を入れ替えて20分、
計40分ほどふかした後、
麦をたらいに移し、あつあつの麦をほぐして、冷まします。

IMG_7961.JPG

次に、お米2升もふかします。
こちらは、30分、上下を入れ替えて20分。
こちらもほぐして、冷まします。

午後2時 

IMG_7963.JPG

冷ました麦20キロに、”味噌用の種麹”半袋分を振りいれ、
すり合わせる様によく混ぜる。
倉庫に新聞紙、むしろ2枚を敷き、その上に広げた米袋の上に、
麹を混ぜた麦を広げる。少し厚みがあるように。

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最後に、上に紙をかける。
窓は少し開けておく。

あとは、明日の夜まで放置~!
麹おこし、なんとこれだけ!!
大変な温度管理等一切ありません。
中島では7月中が適期のようです。
ただ、都会暮らしではなかなかこうして広げる場所が難しいかもしれません・・。
昔は庭で作業されていたようなので、
雨の降らない日を見計らって、庭で作業してもいいのかも。

午後3時
今度は、米麹作り。
蒸しておいたお米に、”甘酒用の麹”を振り入れて、
(表面を軽く覆う程度)
お米がダマにならない様に、良くほぐしながら混ぜる。
こちらはタライのまま、新聞紙3枚×2組をかけ、
締め切った部屋の中に置いておく。

米麹!広げる場所すら不要で、さらに簡単です!!
しかも、最後に天日に干してカラカラにしておけば、
冷蔵庫で年中保存可能!!!!

えーーーー!!!!!

スーパーでも簡単に手に入る米麹ですが、
買うと結構高いのです。

種麹代、なんと一袋250円!
これで相当な量の米麹が作れそうです。
しかも、普段食べているお米で作れるのも嬉しいですね。

お味噌仕込みを冬にされる方でも、
麹は夏場に作っておくと楽かもしれませんよ~。

さて、今日の作業はここまで!!
続きは明日です~♪


未来設計図 [畑]

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現代農法。
果樹の営農一つとっても様々なやり方、育て方があり
剪定、摘果、土作り、植樹、雑草対策、害虫対策、収穫方法、予措のやり方、販売方法
果樹農家にとって一年を通して当たり前の作業も
人によってその考え方や哲学は本当に色々なものがあると思います。
文献やネットで、飛び交う多量な情報。
それらを読んだり、調べたりしていると
何か一人前の農家になったような、
そんな気になったりする時もありますが・・・・。

子供についての育児書や、育児に関するネットでの情報は
巷に満ち溢れています。
「こうすると、情操教育に良い」
「やさしい子に、皆に好かれる子に育てる」
「子供のアトピーはこうして治す」
「頭の良い子にするには」
親心をそそるコピーが僕の脳を直撃し
ついつい、その記事を読んでしまったり
書店などで手に取ってみたりしてしまいます。
ですが・・・・・。
子育てとはそんな小理屈を並べて
理論尽くめでするものでしょうか。
「こうすると、こうなる」
の様に、
計算のように、
成り立つものなのでしょうか。
僕達親が、子供を大きく成長させているのでしょうか。
子供たちはその持って生まれた生命力のままに
自らの力で大きく、成長していくのではないでしょうか。

子育てをしている上で思うこと
それは
「正解」の難しさ。
早期教育などは、
特殊な技能を身につけることを目的とするなら
周知のとおりそれは必須であり
そのことにおいてはそれは正解とも言えます。

その子の一生というスパンで考えるとき
そこにある種「子供らしい」日々を犠牲にしている面もあり
そのことが将来、子供の幸せにどう関わっていくかは
誰にも分からないところであるとも思います。
また奇跡的な成功を成し遂げる人は
幼い頃、家庭的に恵まれない環境にいた人が
少なくなく、
教育学的には最悪な環境で生まれ育っても
ものの見事にそれを反発力に換えて
自らの幸せを勝ち取ってゆくというということもあります。

何と申しますか、
農法のことについて
語り合うつもりもなければ、語るつもりもありません。
自分の畑を観察した上で
完全に独学、自己流でやろうと思っています。
僕の書いた農業での
「未来設計図」の基本は
とにかく「植える」こと。
それに始まり、それに終わる
といった感じでしょうか。
ヘタな鉄砲、数撃ちゃ当たる。
正解も不正解も、その模索の必要すらなく
5000本の苗木を植えれば
ヘタな理屈など全て吹っ飛び
その中で一定の割合で枯れる樹は当然あるものの
育って立派な実を生らす樹もまた当然あるわけです。
設計図とも言えないくらいの野放図さではありますが
これが僕の未来設計図なわけです。
どんなに早くともその結果が出るのは
今から5~6年後くらいからではありますが
その間
なんとか食いつなぎ、
この一念を貫いてやる。
そんな風に思っております。
様々なリスクや障害が予想されます。

それは考えてみれば当然なわけでして
むしろ、
全身全霊、全財産を賭けて
この勝負へ挑めることにただ感謝
なのです。

先日、開墾し伐採した甘夏の樹は推定樹齢60年。
今年僕達が植えた木々たちは
恐らく、僕達の死後もこの地に根を下ろし
その実が誰かの喉を潤すのだ、
と想像するとき、
偶然選んだ果樹農家ではありますが
「果樹でよかった」
と思いました。
このあたりは野菜や田んぼと
全く違う
樹の持っている偉大さが感じられるのです。










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未来へ [みずたま農園]


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台風11号が過ぎ去った昨日、
まだ少しごうごうと風の唸る中、
夫婦で今年最後の植樹作業をしました。

中島直撃コースを辿っていた今回の台風でしたが、
直前でコースが少し逸れ、
中島では台風の被害はほとんどありませんでした。
ただ、安堵はすれども、他の地域での被害が届くにつけ、
良かったとは単純に喜べないのです。

自然の脅威の前に、私達はあまりに無力で、
ただ、出来ることはといえば、
何度でも立ち上がり、
新しく作り続けることだけなのかもしれません。

今の暮らしを始めてから、「死」というものが、
街での暮らしからは比べ物にならないほど身近なものとなりました。
植物や動物。
自然の摂理で、また人間の勝手で。
理由は様々ですが、
その傍にはいつでも、
また「生」というものも生々しく存在しているように思います。


今年植えた
伊予柑、
愛媛果試28号(紅マドンナ)、
デコポン、
甘平、
レモン、
250本の苗木たちが、
雨にも負けず、風にも負けず、
虫にも病害虫にも負けず!
逞しく成長してくれることを、ただただ祈るばかりです。

5年後。
この苗木たちが大人になり、生み出した柑橘たちを、
誰かが美味しいと言って食べてくれたなら、
元気が出たよと言ってくれたなら、
どんなに幸せでしょう。

来年も、再来年も、新しい苗木を植えます。
私達の、未来のために!


×5 [子ども達]

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以前、家族5人でボーリングをした時に
その際かかった費用を後で知ったときに
ビックリした記憶があります。
その時まで
僕の中では比較的にリーズナブルな遊びであったのですが、
5人分の料金は貸し靴代なども含めると結構な額になり
とてもリーズナブルな遊びとは思えなくなりました。
僕が学生時代の頃は
まだそれなりにボーリングブームの名残みたいなものが残っていまして
よく地元のボーリング場へ仲間で遊びに行きました。
少ない金額で皆が遊べる
そんな印象のボーリングでしたが・・・・・。
考えてみれば
学生時代遊んでいた頃は一人分の料金しか払っていないわけでありまして
その違いは大きいわけですが。

子どもたち、大きくなってきています。
外食をしても驚くほどの量を食べます。
小2の長女と6歳の次女は
小食のOLさんくらいの量は食べていると思いますし(笑)
長男(3)もそれなりの量を食べるようになってきました。
単純に大人四掛け+αくらいの代金がかかるようになってきています。
どんなことをするにも、
どこに行くにも
何を食べるにも
家族5人一緒で、となりますと
独身の時とは比べ物にならない出費となるわけです。

今現在かかる費用に止まらず、
これから特に教育にかかる総費用を計算するとき
卒倒しそうになるときもあります(笑)
たまに畑仕事に精を出しているときに、
「欲をかかないで~」などと冗談で言われたりします。
が・・・・・・
欲とかではないのですよ~
やはり必要経費というものは子育てにも当然ありまして
それを稼ぎ出すためには
ある程度の計画性を持って
日々実行していかなければ
それはただの無責任というものになってしまうわけでして。
このあたりは当然、
独身の時とは全く別物なわけでございます。


やはりコストがかかることは否めない
三人兄弟ですが
やりがい、頑張りがいはありますよ~!
この少子化の時代に
逆行するような生き方であるかも知れませんが
やはり彼らは紛れも無く
「子宝」でありまして
かかったコスト以上のパワーを、喜びを、感動を、やさしさを
日々、僕達夫婦にプレゼントしてくれるわけなのでございます。
そして
この将来かかるであろう
今現在、多少不安を感じる教育費も
そのことを親を含む
子育ての先輩達に相談すると
「なんとかなるもの」と力強いアドバイスをもらうことが
多々なので
よっしゃ~
なんとかしたるぞー!
と単純にガッツを回復できたりするのです(笑)
こののっぴきならない状況が
今の僕の中に健康的な向上心をつくり出し
上手い感じに回っていく
そんな風に思ったりするのです~




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股割り始めました~ [身体の動かし方]

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股割り、始めました。
日本古来の伝統療法である、「腱引き」療法の凄さを体験し、
また
筋整流法の東広島道場のK先生より
現在の身体の状態、臍下丹田の意識、歩き方
などをご指導いただき
日々、腰の方も良い方向へ向かっているものと思われますので
先生からの指導にプラスして
日本古来のストレッチであります
「股割り」に挑戦、達成することに決めました。
色々な文献や、サイトを調べていますと
一年ほど、毎日鍛錬を欠かさなければ
必ずできるようになるとのことでしたので
素直に鍛錬し
必ずできるようにしようと思います。
そして見事、180度開脚、身体がべったりと床に着くようになった暁には
その様子を解説したものを撮影
ユーチューブへアップして50万回の再生を目指そうと思います~(笑)

まず、わたくし
みずたま農園、園主(44)
元々、身体はそこそこ柔らかい方ではあったのですが
やはり寄る年波には勝てず、
今年に入って3回のギックリ腰。
初挑戦の一番の理由はこれにありました。
どう予防し、どう身体を強くするか。
方針を模索しました。
加齢により力が落ちてきたとは言え
まだまだ力は人並み以上にあると思います
(僕は身長186cm、体重80キロの大男です)
筋力不足というよりも、失われつつある柔軟性に着目し
過酷な稽古を行う力士が怪我防止のために必須の
「股割り」に白羽の矢を立てました。
力士のあの力強い立ち姿は筋力だけではなく
バレリーナのような柔軟性も持ち合わせているからだと思いますし
股割りという日本古来の柔軟運動であることも
僕の食指をそそりました。
そして僕、
継続することにおいては
得意分野です。
やりますよ~。


股割りを始めて約10日。
多い時には
朝、昼、就寝前と三回の鍛錬の時間を取り
せっせと励んでおります。
まず最初の難関。
「骨盤を立てる」これが最重要かつ最優先な事項かと思います。
(僕は整体師などではありませんので、お試しになる場合は自己責任でお願い致します。)
これが今まで全くできずに
股割りへの挑戦を阻んでいた最大の理由だったのですが(実は今まで何回か股割りを試みたことがありました。)
あるサイトを拝見したとき
目からウロコの発見がありました。
それはまず骨盤を立てて座り、その時にそれを最優先させるために膝は曲げた状態からスタートしても良い
ということでした。
今までは膝はピンと伸ばした状態からスタートしなければならない、という固定概念に囚われて
どうしても骨盤を立てることができなかったのですが
この順番ならば、可能なのです!
そして何か前に掴まるものを用意しておいて
それに掴まりつつ骨盤を立てて座り(坐骨が床に当たる感触で分かると思います)
その姿勢をキープしたまま、膝を少~しづつ伸ばしてゆく
これで日々努力することによって
突破口が見えてきました。
よく前屈などでも先を急ぐあまりに
骨盤が寝てしまっているままに手を伸ばしてしまっているケースがありますが
この「先に骨盤を立てる」やり方で前屈をすれば、かなり正しい前屈のやり方に自然になっていくと思います。
ポイントは「先に膝を伸ばさない」ということです。
あとこれは実感ですが
柔軟運動をするときに、腹式呼吸に切り替えることで
身体の力が自然と抜けて、運動効果が高まると思います。
中高年の皆様
まだまだ若いものには負けられませんよ~(笑)





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台風接近! [島暮らし]

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台風が近づいてきています。
前回、僕達の子育てを「守って」くれていると書いた海ですが
この時ばかりは
その様相を変えて、怖ろしい存在になり
その鉄槌から逃れることのみを祈るしかなく
むしろ、普段通りに一日を過ごすしかありません。
それなりの対策はモチロンできますが
大自然が一度、猛威を振るうときには
人間ができることにも限界があるのだと思います。

平成3年の台風19号は
ここ四国の中島にも甚大な被害をもたらし、
それをきっかけとして
ミカン農家をやめて、島を出て行く人も多かったと聞きます。
ミカン農家にとって台風の被害で一番怖いのは
塩害です。
塩をかぶってしまった柑橘の樹は
一週間ほどで真茶色に枯れ、
山全体が茶色くなってしまったと
当時のお話を聞いたことがあります。
どこの自治体かは忘れてしまいましたが
園地にスプリンクラーを常設し
台風が来ると、それをフル稼働し塩を洗い流し
塩害を防げるようにした土地があるようです。
塩害に対する対策はこの方法が
いまの所、ベストのようなのですが
すべての園地にスプリンクラー設置となりますと
莫大な費用が掛かります。

今回の台風11号
島への到達時刻と大潮が重なりそうなため
高潮への懸念が深まります。
少しでも日本列島から遠くへ離れてくれることを
ただ、ただ祈るばかりです・・・・・。


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海に守られての子育て [島暮らし]

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我が家にはテレビが無いので
ニュースはネットの記事でしか読みません。
たまに三面記事の様な記事に目を留めると
読んでいて悲しくなってくる惨たらしい出来事が、
日々、日本のどこかで起こっていることに
驚きとやるせなさを感じます。
同時に
保護者のためにMACという
松山市が事業委託している不審者情報システムがありまして
結構な割合で僕の携帯に不審者発見のメールが送られてくるために
その件数にもため息が漏れてしまいます。
まだ東京に住んでいた頃
子供たちはまだまだ幼く
常にその安全を、僕達二人で確保できる状態にあったと思います。
ですが、
子供は成長するわけであり、
小学校、中学校、高校、大学
とその行動範囲を広げてゆくわけなのですが、
その過程を想像していくと
色々と心配なことはありました。
なにしろ、世界で三本の指に入ろうかという大都会東京。
飛び交う大量の情報、
常に流動的な地域社会、
毎年、毎年
その数は減ってきたとは言え、
日本中から沢山の人が集まってくるのです。
そこで子供の安全を確保する、ということは
この現代社会、かなり複雑な事情もあり
中々、一筋縄ではいかない難しさがあると思っていました。

ここ中島、
松山市の沖合い、約10キロに浮かぶ離島です。
当たり前ですが
島の周りは全部海です。
この海が
僕達の子育てを
安らかなものにしてくれています。
この透明な海が
邪悪なものを寄せ付けない、
そんな印象を受けます。
離島、というと不便極まりない印象を受ける方も多いと思います。
それはある種事実なのですが、
その都会的な便利さを傍受できない代わりに
素晴らしい恩恵を僕らに与えてくれています。
海に守られての子育ては
東京では決して実現不可能な
僕達らしい、ユニークで、静かな喜びを伴う
そんな子育てなのです。

汗だらけで
びしょびしょになり
ジュースを買って
海辺に座ります。
海から吹いてくる風は
サイコーに気持ちよく
僕からすると、
なんとも贅沢な
休憩時間なわけなのです。
教えれた通り
全ての源は海なのですなぁ~。



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妻の運転 [島暮らし]

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マイワイフ、高速道路を走行中~↑

五月のゴールデンウィークに帰京した時の
高速道路での一枚。
中央高速に入り、大分近づいてきた感と
早朝からのぶっ続けの運転の疲れもあり
二時間ほど、妻と運転を変わってもらいました。
肩の力の入り具合で
妻の気合が伝わってくるよう(笑)
高速道路での運転経験がほぼ無いマイワイフ。
最初はやはり、緊張しますよね~
僕も最初は手に汗握って運転していたことを思い出します。
っと申しますか
信号などが無い分、単純な運転にはなりますが
一般道と比べるとやはりそのスピードは異次元ですから
未だに緊張している部分もありますし
それで良いと思っております。
適度な緊張感は安全運転には必要なのです~。

結婚前、
二人で出かけた先で
見晴らしの良い駐車場に車を停めました。
妻が免許を持っていることは知っていたので
「運転してみる?」
と席をチェンジ。
駐車場には他に車もあまり見当たらず
閑散としており、
教習には持って来いの状況。
シートベルトをしめてイザ!
のはずが・・・・・
マイワイフ、シフトレバーを握り
「これ、どうするの?」
「・・・・・・・・・・・・・・。」
しばし絶句した後、
ドライブにギアを入れて、そろりと発進。
駐車場をヨタヨタと車は走り始めます。
ですが、
見晴らしの良い駐車場なので
断崖絶壁がすぐそばにあり
オートマなのに
エンストを起こしそうな(笑)
妻の運転にとてつもない恐怖を感じ、
教習は速やかに終了。
妻の運転でドライブは二度と無いな、
とこの時は思ったのでした。

島で暮らし始めて、
早一年半。
最初のうちこそ
ぎこちない運転でしたが
最近は大分慣れてきたようです。
慣れては来たようですが、
それに調子に乗ることもなく
相変わらず、
安全運転のマイワイフ。
ゴールデンウィークの運転交代も
本当に助かりました。
二時間を止まって休むのと
走りながら休むのとでは
進む距離が150キロくらいは違ってくると思われるので
運転を二人三脚で行うと
東京~愛媛の間も少し縮まった感じがします。
さあて~夏休みは何処へ行こうかなぁ~!

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手作りおもちゃ! [島暮らし]

娘が、小学校で配布された、
夏休みの自由工作・研究キットの斡旋販売チラシを持って帰ってきました。

私達の時代はと言えば、この手の斡旋販売といえば、
学研の科学と学習ぐらいでしたが(懐)
最近はこういうものも学校で配布されるんですね~。

夫も、見るなり
「え!おもちゃじゃん!!」と言っていましたが、
顕微鏡などの、それらしい商品の他、
所謂メイキングトイ?というような玩具や、
「お湯に溶かして混ぜるだけ」的なインスタントなものもとっても多く、

へーーー。。。。自由研究ねぇ。と、どことなく釈然としない訳です。

玩具屋さんに行って「どれでも好きな玩具を買ってあげるよ」と言って
子供がこの手の玩具を手にしたら「面白いのえらんだねー。」って、
快く買ってあげられそうな気もするし、
なにより、私もオモチャ大好きなので、
玩具屋やハンズなどのこの手の商品が並ぶコーナーは大好き!
このリストに乗っていた蟻の巣を観察キットも、なんなら
いい大人になってから買ったことがあります(笑)

でも、自由研究するのならば、餌が不要なゼリーの蟻の巣でなく、
家にある容器に土と餌を入れて観察した方がずっといいし、
6歳のうちの次女ですら蟻の捕獲器を見て、
「ありは、手でかんたんにつかまえられるよね!」と言っていました(笑)

リストの中に入っていた、光る泥団子制作キットも、
最近よく本屋さんでも見かけるのですが、
これも、普段自分達が遊んでいる泥や、砂を使って、ピカピカな泥団子に
なっていくのが面白いのであって、
購入したキットで作るの、なんかちがう・・・。と見かけるたび違和感を覚えます。

自由研究の楽しみである、
本や資料をあれこれ調べ、題材を決めて、
材料を揃え、試行錯誤して、失敗を繰り返す。
そんな大切なプロセスたちが、ごそっと削ぎ落とされているように思い、
なんだか残念な気持ちになるのです。

むしろ、オモチャです!って売ってくれればいいのに。

いや実は、長期休暇の前になると、学校で配布される
「良書」の斡旋チラシというのがあって、
良書といいながら、都市伝説、占い、ゲーム、漫画、アニメ本がずらり・・・
というラインナップに、毎回もやもやしていたので、

まーたーかーーー!と、
やや過剰に反応してしまったわけなのですが(笑)

一応長女には、
「ママはいちいちこういうめんどくさいことを言うけど、気にしないで、
もし自分が本当に欲しいと思うものがあったら、交渉してみてね」とは伝えてあるのですが、

言い辛いわ!!とわれながら(笑)

それでも、光るスライムのキットが欲しいと長女が伝えてくれたので、
すごく安くて、買ってあげてもよかったのですが、、、
なんとなく悔しいので、材料を揃えて一緒に作ることにしました!

とりあえず作って楽しむなら、キットの材料の方が必要最低限で、
ずっと安く作れるんですけどね(笑)
ちょうど材料の”洗濯糊”も、シャボン玉液を作るように買っていたところだったので、
大量に作ってやろうと思います!!!

なんなら、(ママ念願の)スライム風呂もやろうか!?

と、そんなことを、ぶつぶつ言いながら、
割り箸でゴム鉄砲作り。


打倒!商業主義!!(笑)


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子供の頃、ジャンプの”こち亀”に載っていたゴム鉄砲のイラストを見て、
見よう見まねで作り、学校で流行らせたことがあって。
すごく嬉しかったこと、今でも覚えてます!
久しぶりに作ったら、すごいよく飛ぶのね!わーい。

先日のプレーパークで、高学年の男の子達に大人気だった竹の弓矢。
小さい子にはちょっと難しいので、今度はこれも作ろう!
子供たち、小刀なんかも使えるようになったら素敵だな。

早速、3丁作って子供たちにあげたら、大喜び!!!やったー♪

長女曰く「ママがこれまでに作ってくれたものの中で、2番目にいい!」と、
因みに一番目は、昔段ボールで作った背負えるランドセル(笑)
ノートやら筆箱、文房具も作ったんだっけ。
その後、長女もメルちゃんにランドセル作ってあげてました^^


ついでに、図書館で借りてきた手作りオモチャの本を子供に渡して、
「欲しいのがあったらなんでもつくってあげよう!」と偉そうに言っておいたら、
早速次女から、竹ヨットのリクエスト。

よし、作っちゃろーー!!!

というわけで、作ってみました。
よ、予想外に、、、、難しかった、、、、。
要改良!ですが、初代ヨットの完成です!
油断すると、すぐ沈みます(笑)

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ちょうど遊びに来ていた近所のちいさなお友達にも
作る約束をしてしまったので、がんばって作りまーす。

私が作っている横で、自分で竹をナタで割り、
壊れた傘を切って帆を作り出した次女。

母ちゃんの役目もそう長くはないみたい。

次は、「回り灯篭」が待っています。
私もこれずっと作りたかったんですが。
どうしよう。難易度高そう・・・(汗)


いやいや!

母ちゃんに任せとけー♪




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