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初体験! [身体の動かし方]

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行ってまいりました。
東広島。
本気で治すと自らへ誓い
日本全国、数ある治療施設の中から
これだ!と思い選択しましたのは
筋整流法!
これが
凄い!
本物
というわけで
この筋整流法との出逢いをきっかけに
「身体の動かし方」というカテゴリを増設しまして
日々の僕の「実験」をレポートさせて頂きたいと思います~

まず今回、僕が筋整流法での治療を選択したのには
大きな二つの下地があります。
僕はそもそもドラマーでありまして
合理的な身体操作というものに
かなり昔から興味がありました。
その考え方の一つに「アレクサンダーテクニーク」というものがあります。
かいつまんでそれは何か、ということを説明いたしますと

①人体の構造を知る


②その後、今までの身体の使い方を検証し、不合理な使い方に監視を強め排除していく。

③ミュージシャンであればその結果導き出された合理的な動きを、演奏時の体の使い方に導入していく。

大まかにはこのような流れの考え方でありまして
特にクラシック系の教育では有名な考え方であります。

この流れで「ドラマー」特有の動きに絞り込んでいきますと
「モーラーテクニック」というものがあります。
これは南北戦争時に軍の情報伝達のツールとして使用されていた
スネア=小太鼓の打音を
大砲の音や爆発音など様々な大きな音が鳴り響く戦争の中で
なるべく遠くへ、しかもハッキリと味方へ情報を送るために
発展したという歴史的な背景を持つ
ご当地アメリカでは有名なテクニックなのであります。
このテクニックを取り込み
独自の工夫でそれを高めていって
ハイレベルなものにしプロドラマーにまでレッスンを行っているのが
ドラム人間科学 「Ksミュージック」でして
ユーチューブなどで検索しますとその驚異的なテクニックが
いとも簡単に視聴できます。
ただ内容が高度過ぎて、長年見ていても、分からないことの方が多く
この辺りはやはり直接習いに行かないことには
絶対に体得不可能と感じます。
この辺り終わりはなく、筋肉や瞬発力に頼るものではないので
年齢的な衰えとも無縁であり、追求心さえあれば
「死ぬまで」継続できるものでありまして
僕にはしっくりくる理論でした。
そして無いものをつくるのではなく
あるものを知り、そして生かす
という考え方へ極自然にこの理論を通じてシフトしていったと感じます。

二つ目の選択理由

僕は7才から14才くらいまでだったでしょうか。
近くの剣道場へ木、金、土 の週三日(6:00~8:00)
稽古をしに行っていました。
これが
嫌だった(笑)
文武両道が必須な両親の価値観の元
習わされた
というのが正直なところでして
白状いたしますが
継続は僕の意思ではありませんでした(笑)
しかし、向いているところもあったのでしょうか
やらされている割には、上達も早く
それなりに強かったのです。
そしてそこそこ強かったからこその継続であったとも思います。
やらされている上に弱かったら
救いようがありません(笑)
そして
ここからが一番お伝えしたいところであります。
「達人技」というのは
存在します。
力ではなく「技」なのです。

僕の通っていた道場は
街道場としてはレベルは高かったと思います。
僕らの代はダメでしたが
先輩などは全国大会にも何度も出場していました。
その指導をしていたのは
I先生。
剣道七段
正真正銘の達人であったと思います。
武道には「周り稽古」というものがありまして
向き合って二列に並び
先生の号令「はじめ!」の元
対面している相手と稽古をします。
そして「止め!」の号令で
元の場所へ戻り、一歩右へ全員で移動します。
そうして対面の相手をチェンジして
色々な人と満遍なく稽古をするわけです。
この周り稽古の時、
I先生に当たるのが本当にイヤでした。
翻弄
という言葉がありますが
手も足も出ませんとは正にこのこと
翻弄され
「踊らされる」感じとでも申しましょうか。
大げさではなく触ることすらできません。
ほい、ほい、ほい、
と軽~く竹刀を操り
面、小手、胴とあらゆる部分を打たれます。
僕の竹刀は空を切り1分も経たずに
息も絶え絶えです。
ボクシングなどの解説で
空振りは疲れる、ということを聞いたことは無いでしょうか?
あれは本当です。
本来ならば打った竹刀は面や小手に当たり
その力は相手によって受け止められ、そしてある程度の反発さえあるわけです。
ですが空振ることによって
本来は在るべきその感触がことごとく外され、そしてその力は全て自分にかかって来るわけです。
I先生との稽古は異常に疲れました。
対面に並びI先生との稽古が始まる前に周り稽古が終了になった時は本当に嬉しかった(笑)
ちなみにこれは僕が未熟だったわけでなく(事実、未熟ではありましたが)
他の先生(4段)でも程度の差はあれ、同じ結果でした。
4段の先生は当時30代であり、現職の警察官でもありました。I先生は初老と言っても良い年齢だったと思います。
若さと体力では4段の先生が圧倒していたと思うのですが
その差は小学生が見ても理解できるほど歴然としていました。
西洋文化にその文化を乗っ取られてしまった感のあるわが国ですが
日本古来、脈々と受け継がれてきた「技」というものは事実、存在するわけでして
思い返してみますと極自然にそのことを知っていたなぁと思うのです。


以上の2点を下地とし
様々な治療機関を経験し
そして今回、これは
と感じたのが
筋整流法なのであります。

続く~













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