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昼間のパパは~ [ひとり言]

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僕が幼かった頃
世に週休二日などというものは無く
日本社会全体が週6日勤務と日曜日というリズムで
動いていたような
そんな印象を受けます。
僕が小学校一年生の頃に脱サラし
デザイン会社を立ち上げた父も
自営といえど例外でなく
週6日
朝早くから夜遅くまで働き
顔を合わすことも
本当に少なかったと思います。
僕には妹が一人いるのですが
家族四人、全員揃っての旅行となりますと
僕の記憶が正しければ
たったの二回しかありません。
当時は別にそれが珍しいことではなく
どの友達の父親も
忙しく
ひたすら忙しく
働いていたような気がします。

色々な見方はありますが
やはり日本は豊かになったと思います。
チャップリンの「独裁者」ではありませんが
人間は機械ではありません。
休むことによって
体調を整えることができたり
思想を培ったりすることができたり
他者を思いやる余裕を持つことができたり
創作活動の中で精神を遊ばせたりすることができます。
仕事、仕事。
今でもそういう生き方はある種、主流の価値観とも思いますし
避けて通れないものとも思います。
それは軍隊のようなものであり
利益を獲得するための一つの部品になりきることなのかも知れません。
休息と仕事の割合が1:6から2:5に変わったことを、
日本という一つの集団が
この地球上に生活しているその他の集団から
利益を搾取した結果なのかも知れない
そんな風に思ったりもします。
ですが
兎に角にも、この倍になった休息の時間が
究極的な意味で世界平和に貢献できるような
そんな可能性を秘めていると思うのです。

忌野清志郎さんが歌う
「パパの歌」
う~んリアルです。
昭和のパパの匂いがします。
懐かしい匂いがしますなぁ~





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