冷えますね〜 [島暮らし]
寒いの嫌いです。
隙間だらけの我が家。
天気の良い冬の日など、
外の方が暖かいです(笑)
ただでさえ寒い月に押し寄せる寒波。
新潟では積雪が3.5mを超えた模様。
15年程前、
仕事で新潟市内に住んでいた事もありましたが
寒かったです、ブルブル。
どんよりした曇り空に
「底冷え」という言葉がピッタリな冷え方。
カチカチに凍った路面に時折足を取られながらの帰り道
懐かしいなぁ〜。
寒いのは嫌いだけれど
B−3を着込んで、毛糸の帽子をスッポリかぶって
完全防備で歩く極寒の地に(おおげさですが)
不純なものや、町の喧騒、過ぎ去ったいやな思い出も
全て凍りつかせてしまうような
そんな美しさを感じたのを覚えています。
ただ月だけが静かに夜を照らしているという、
静まり返った町の中を
白い息をフーと吐きながら
コツーン、コツーンと僕の足音が響くとき
なんとなく
宮沢賢治が描こうとしていた
完全に純粋な世界が
少しだけ僕の目の前に現れたような。
先日、レシプロソーで切除した
防風林の枝を撤去しました。
これがなかなか、時間がかかりまして
園地から切除した枝を全て運びだすのに
6時間ほどかかりました。
その日は風も強く、気温も低かったので
何もしていないと
とても寒い日でしたが
それでも仕事をやり出すと汗が出て来て
一枚、また一枚と着込んできた服を
脱ぎながらの作業となりました。
寒いの嫌いです。
ですがこの作業を真夏の炎天下で行うことを想像したとき
寒いのも悪くない
仕事日和、仕事日和
などと思ってしまうのです。