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AED研修 [島暮らし]

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移住してから
計3回のAED研修を受けました。
ここ中島も例に漏れず
高齢化の波は押し寄せていて
僕がAED機器の操作を教えて頂いた方は
実際の現場で使用経験ありとのことで
研修にも緊張感が走りました。
このAED講習の時に人工呼吸の講習も一緒に行うのですが
こちらは必須ではなく
AEDの操作と、心臓マッサージが優先とのお話でした。
やはり口と口とが触れ合う行為ですので
抵抗を感じる方や、また二次感染の危険もあるために
人工呼吸をためらって
いたずらに時間を消費するよりも
とにかくマッサージが蘇生のためには最も重要との事です。
この心臓マッサージの目的は
止まってしまった心臓のかわりに
胸部を圧迫して血液を全身に、特に脳に送り込むことが
一番の目的でして、
結構驚くような力を使って圧迫しなければ意味がなく
こんな現場に立ち会うことがないようにと祈りながらも
トップの写真の人形の胸部を押したのでした。

このAED機器、ショックが必要かを自動判断したあとに
必要の場合は音声でそれをアナウンス、
スイッチを押すと、電流が流れる仕組みなのですが
どれだけの電流が流れるか、万が一救助者にも感電した場合
どうなるのか疑問を感じましたので
質問をしてみました。
たまたま、僕の担当の方はその事をご存知でなく
「さあ・・・・・・」となった時に
県の消防庁からいらしていた方が
「電流は非常に強く、救助者が感電した場合失神の可能性もある」
とのことで、
これはかなり重要な情報だと、
思わず苦笑いでした。
救助者が一人しかいなかった場合、
感電して失神してしまっては
救助者不在になってしまいますし、
その現場を余計に混乱させてしまう結果にもなりかねません。

勉強になった三回の研修でした~



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