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灯篭流し [島暮らし]


盆踊りの翌日には、灯篭流しがありました。

「7時半から灯篭流しがありますので、みなさん浜におりて下さい」と
集落放送が流れていたのですが、
少し夕飯が遅くなってしまって、時間ぎりぎりに。
パパが、
「7時半に一斉にみんなで流すんだからおかわりとかしてないで早く行った方がいいよ!」というので、
あわてて家を飛び出しました。

長男がろうそくを落としたことに気づいて、走って戻ったり、
なんかもうばたばた。

で、浜って、どこ?

とりあえず海の方に向うと、人影がちらほら。
と、先に走っていた次女の泣き叫ぶ声が(!)

「もうおわっちゃってるー(涙)もう、とうろうながしたあとだったー(涙)」

(笑)

次女をなだめながら浜におりていくと、
海を漂う綺麗な灯篭の灯りが見えました。

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うわー、きれーい!!

みなさん、自宅近くの浜からそれぞれ自由に流している様子。よかった。

と、ここで、さきほど準備したはずのチャッカマンを忘れたことに気づき、
「すみませーーーん」と、係の方につけて頂こうとするも、
ロウソクがなかなか灯篭の穴に入らないっ(汗)

灯篭とセットで頂いたロウソクを、長男がいたずらして折ってしまったので、
代わりのロウソクを買っておいたのだけど、それがどうも太すぎたようで(汗)

小さな鋏を持っていたので、それでなんとかこじ開けて、
いざ!

なんとか海に浮かべて、
「よかったねー。きれいだねー。」なんて灯篭を眺めていると、

今度は長女の様子がおかしい(笑)

「あれ?あれ、なんだろう?」

「あ!あれ!○ちゃんのお船だー!(灯篭を乗せていた牛乳パックで作ったトレー)」

「えーん!○ちゃんの灯篭沈んじゃったんだー(涙)えーん!」

どうやら長女の灯篭が、早々に沈没した模様(笑)

「だいじょうぶだよ!いちばんにうみのかみさまにとどいたよ!」と次女。
灯篭流しに書いた願い事が、海の神様に届くのかどうかはしりませんが、
「そうだそうだ!」なんて、今度はみんなで長女をなだめることに(笑)

でも、さすが長女!すぐに気を取り直してくれて、一安心。ホッッ。

帰宅しようとしたら、お隣の集落から盆踊りの音が聞こえてきたので、
こどもたちと偵察に行ってから帰りました。

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情緒豊かな灯篭流しをゆったりと楽しむはずが、
ばったばたの我が家らしい灯篭流しとなってしまいました(笑)
初めての灯篭流しに、今まで味わったことのない、盆踊り。
子供達の心にはどう残ったのでしょうか。






広島へ その② [島暮らし]

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そして車は順調に進み広島市へ到着。
そのまま平和記念公園へ。
長女7歳 次女5歳 長男2歳。
どこまで記憶に残ってくれるかは分かりませんが
ここを家族全員で訪れたことは事実なわけでして
いつの日にか僕らなりの「平和への願い」が
子供たちに伝わってくれたらなと思います。
そして真っ先に原爆ドームへ。

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老朽化が心配されている原爆ドームですが
その佇まいは全ての戦争を否定するような
凄まじい怒りを携えた正に「生き証人」であり
国を挙げてその存在を
これからもずっと維持していくべきと強く感じました。

そして平和資料記念館へ歩いて行く途中
原爆死没者慰霊碑の前に一人の男性が黙祷を捧げられていました。

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その姿、胸が熱くなるものがあり
僕のような戦争を知らない世代が
想像力を、感受性をフルに活用して
その悲惨な出来事を風化させないシステムを
未来へと紡いでいかなくてはと感じました。

そして資料館の中へ。

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人間が人間の命を一方的に奪うということ。
無声慟哭。
自分の子供が同じ目にあったらと
想像するだけで。





僕の理想の、とういか胸の中にある憧れの父親像は
はだしのゲン、ゲンのお父さんである 中岡大吉と
ライフ イズ ビューティフル、ジョズエのお父さんである グイド・オレフィチェ
でして
随分とタイプの違うお父さんではありますが
自分の子供を愛するという、愛し抜くという表現が
戦争という人類の一大欠陥とも言うべき蛮行をベースとしつつも
この宇宙の中、真っ暗闇の中の唯一の希望のように感じられ
深い共感と憧れを感じます。

この日の広島市は暑く、空は晴れ渡っていました。
69年前の原爆投下時も空は晴れていたと聞いています。
資料館の前、高々と上がる噴水を見て
子供たちは「わー」と嬉しそうに駆け寄っていきました。
どうか、どうか この安らかな時間が
続いていきますように。

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経緯 その十 中島初上陸 [プロローグ]

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20代の頃は
オートバイが好きで、よく遠出をした。
衝動的に遠くまで行きたくなり
夜中に出発、高速道路を500~600キロくらいは
なんの苦もなく走れた。
その時の経験から
夜の道路は空いている、
そんなイメージだけで夜の出発を決めた。
東京~愛媛 グーグルで検索して約800キロ。
まあ行けるだろうと軽い気持ちで
20:00過ぎ、僕らは近くのインターから
とりあえず中央道、大月Jctを目指した。
この日、体調は優れなかった。
この時点、僕個人としては
中島への移住は反対に近かった。
だけど正解をはじき出すには
思想だけでは足りず、行動とハプニングが
プラスして必要なのだと知っていた。
何かに当たってみないことには
ハプニングそのものは起こりえず、
そして本当の進むべき道はハプニングが起きた後
自然に浮かび上がってくるものと強く信じていた。
あの時、実は半分嫌がる自分をねじ伏せるようにして
アクセルを踏んでいた。
この時点で僕は全くの無職。
妻と三人の子どもを抱えて
不安のあまり
発狂寸前の瞬間もあった。
その気持ちを薄皮一枚で正気と並行させる。
ここが勝負時と心得た。
挑戦するなら、安全を最優先にはできない。
だが同時に
一刻も早く「給料をもらって」生活する自分に戻りたい。
そんな願望が僕にブレーキをかけるようにも感じて
気持ちは常に揺れ動く。
もともと体調も悪かったせいか
異常な疲労感を覚えながら僕は中央道を走っていた。

大月JCTから富士方面へ進路を変え、
富士五湖道路、国道138号線を経由して東名高速へ。
あとは→伊勢湾岸自動車道→新名神高速道路
→名神高速道路と来て京都に入ったのが
2:00AMくらいだっただろうか。
驚くほどの大型トラックの量。
僕が若かった頃と物流のシステムが変化したのか
たまたまこの日が混んでいたのかは不明だが
スピードものらず、またテールランプ等の乱反射などで
目も疲れ
眠気と合わせて危険な状態となったため
急遽京都東インターで降りて簡易宿で一泊することに。
転がり込むようにして部屋へ入ったのだが
何かが僕の中で昂り、極度の疲労を感じつつも
すぐに熟睡できなかった。
それでも三時間ほど眠ったのだろうか
再び運転を再開、した矢先
渋滞。渋滞。渋滞。
吹田市付近どこもかしこも大渋滞。
丁度、谷の底のような格好で高速道路が走っているために
他の一般道を見上げる形になっていて
その一般道も渋滞。渋滞。渋滞。
今思い出してみると、今回の移住計画、最大のピンチ場面とも。
あの時ばかりは家族と話すのも苦痛に感じるほど
心は平静を失っていた。

結局なんとか普通に車が流れ出したのは山陽道に入ってからで
スピードは上がっていくものの、
テンションは全く上がらず、疲労と眠気と、そして
最大の敵、自らの弱気との終わりの見えない闘いが
続いていた。
そしてほとんど戦意喪失、ただ惰性だけで先へと進んでいた時、
僕の目の前に瀬戸大橋がその雄姿を現した。
与島PAでの休憩時、そこからは瀬戸内の島々が見渡せた。
この日、全国的な猛暑で与島PAもやはり暑く
子ども達はPAのサービスで、霧状に噴霧されているシャワーの下を
歓声を上げて何度も行ったり来たりしていた。
もう一歩、もう一歩先へ。
ギリギリのラインで僕はまた先へと進むことが出来た。
それは瀬戸内の島々の美しい風景が、
理屈抜きで
僕に力を与えてくれたのだと今は思う。

三津浜港に到着、中島行のフェリーに車を載せ、
デッキに上がったころには
僕はある種、「真っ白な」気持ちになっていた。
兎に角にも辿り付いた
そんな気持ちだった。
そしてそんな僕の目の前に中島が見えてきた。


続く













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盆踊り [島暮らし]

帰省の若者で賑わっていた中島のお盆でしたが、
お盆休みも終わって、また静かな日常が戻ってきました。

私達の住む集落では、先週盆踊りと、灯篭流しがありました。
まずは盆踊り。
予定では灯篭流しも同日行われるはずでしたが、
直前まで雨が降っていたため、翌日に延期に。

盆踊りは、集落の選果場にて行われました。
今まで盆踊りと言えば、遠くから風に乗って聞こえてくる
歪んだテープの音に、屋台の匂い。赤い提灯。
そんなものに、しみじみと夏を感じていましたが、
中島の盆踊りは、少し違いました。

帰省中の若者や子供達で、いつになく賑わう会場。
出店は、生ビール OR カキ氷 という二者択一(笑)

やぐらの上では、生唄に、太鼓の伴奏がはじまっています。
一体どれだけの歴史があるんだろう。
やはりテープではなく、こうして口伝えにずっと受け継がれてきたものというのは、
とても素敵で、風情があります。
祭りや集落の歴史などにもとっても興味が出てきました。

まだ踊り始める人の姿もなかったので、とりあえず、カキ氷~!
とそこへ、
いつもお魚を頂いたり大変お世話になっている元気なWさんが
つかつかっと現れて、こどもたちに100円玉を握らせてくれました。

ありがとうございます。ごちそうさまでした~!!

しばらくすると、集落のおじ様たちが、突然颯爽と踊り始め、
それを合図にするかのように、大きな踊りの輪が出来ました。

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上の写真中央に少しうつっているのですが、
亡くなられた方の遺影を、遺族の方が背負って踊るという
この集落特有の風習があり、最初は驚きましたが、
私達家族の移住後に亡くなられた、Yさんの遺影を、
小学生のお孫さんが背負い颯爽と踊る姿にとても感動しました。

もともと、盆踊りすら踊ったことのない私。そして初見にめっぽう弱い私・・・。
すごくシンプルな動きなはずなのに、見れば見るほど分かりません(苦笑)
遠巻きに、首をかしげながら動きを真似ようとしていたら、
簡単簡単ー!と、
ご近所のダンディーな潜りの猟師さんと、かわいいっ奥様♪のご夫婦に、
輪の中に引き込まれました(笑)

しかし、わ、わからない(笑)
手はようやく出来た!と思っても足がばたばたしてしまったり(笑)難しい。
それでも、こうして同じ集落の人たちと、ひとつの輪になって踊るというのは、
ちょっと感慨深いものがありました。

やっと、なんとなくカタチを掴めて、踊るの楽しくなってきた頃、
長男が足にまとわりついたりスカートに隠れたりで、
結局片手に長男を担いだまま、ぐるぐる回っているだけになってしまったのですが(笑)

その後、休憩して皆さんの踊りを眺めていたら、
輪の中で踊っていらした先ほどのWさんが、すっと私の方に寄っていらして、

「これを残すために、みんな必死なんじゃ」と一言。

この過疎化の集落で、伝統を残していくということはどれだけ大変なことだろう。
あの場所にいた人たちの中に、脈々と受け継がれ息づいているたくさんのもの。。
そんなものがあることを、なぜだか無償に羨ましく思いました。

私は移住者なのだと、疎外感でも、寂しさでもなく、
なぜか、ただはっきりとそれが目に見えるかのように感じました。

この集落に流れる時間、血、たくさんの大切なものが、
この先もずっと絶えることなく続いていくことを、切に願います。

そして、いつか私達も、この島、この集落に流れる宝物を、
受け継ぎ、子供達に伝えていくことが、できますように。
















広島へ その① [島暮らし]

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今月七日。
原爆記念日の翌日ではありますが
子ども達に平和記念公園を見せたく思い
広島へ行ってきました。
この日は迫り来る台風の影響か海上に水蒸気が多い朝でした。

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この日は普段使う東線ではなく、神浦から西線のフェリーに乗って
三津浜港を目指します。
そしてフェリーは東線では立ち寄らない釣島(つるしま)へ到着。
釣島はまるで竜の巣の中の天空の城「ラピュタ」のような佇まいで
僕らを迎えてくれました。

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釣島を出港した後は
三津浜港へとノンストップで船は進みます。
途中たくさんの漁船やタンカーが見えました。
ずっと天気が良くなかったのですが
この日はそれなりに青空に恵まれて感謝!
爽やかな風景が目の前に広がります。

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そして無事、フェリーは三津浜港へ到着!
ここからは「しまなみ海道」を通って広島を目指します!

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三津浜へ上陸したあと
小一時間ほど車を走らせ、見えてきたのは
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↑四国と大島を結ぶ橋「来島海峡大橋」。
子供たち大喜びで
橋を渡ります。↓
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このしまなみ海道、素晴らしい景観で、できれば運転せずに
ゆっくりと景色を楽しみたかったのです。
そして大三島(おおみしま)と生口島(いくちじま)を結ぶ多々羅大橋に
パーキングを発見したのでここで休憩。

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ここから見渡せる島並み
ホントに美しく、素晴らしいの一言でした。

そして車は広島県へ入ります!

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その②へ続く
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物々交換第一弾!のざわやさんの無農薬にんにく [物々交換]


先日、”CDラジカセと無農薬レモン、物々交換しませんか?”
http://wakuwakuijyu.blog.so-net.ne.jp/2014-07-29
という記事を書いたところ、反響自体はかなりあったものの、
実際に物々交換に応じてくれる人は現れず、夫婦でしょんぼり(笑)

記事に載せた写真のレモンは、この暑さでかなり果肉がやわらかくなってきてしまったので、
痛んでしまう前に、、、と我が家用の赤紫蘇ジュース用に使用しました。
例年はお酢やクエン酸で作っている赤紫蘇ジュースですが、
贅沢にも無農薬レモンをふんだんに使って作った今年は、
一味も二味も違って、本当に美味しかったです♪
しかも、レモン果汁には火入れををせず生のレモン果汁を使用したためか、
二日後あたりには発酵して炭酸ジュースに♪しゅわしゅわ~うまうま~

そんなこんなの間に、販売していたレモンは完売!ありがとうございます!!
そんな折、レモンのご注文を頂いた無農薬にんにくを作られている、
栃木のお惣菜屋さん”のざわや”さんより、追加のご注文を頂きましたので、
ハネ物レモンと、無農薬にんにくの物々交換を提案し、快諾して頂きました^^

農家としての夢♪農作物の物々交換、記念すべき第一弾~♪
のざわやさん、ありがとうございます!!!

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●ハネ物レモン9キロと

●無農薬にんにく
(のざわやさんが作られているジャンボにんにくのうち、加工品に回す小さいもの)
1,5キロ+にんにくのオリーブオイル漬け

トレードさせて頂きました^^
この”のざわや”さんの無農薬にんにく、とーっても美味しいんです!!!
あまり料理は得意ではない私ですが、
このにんにく使ったら、何でも美味しくなるんじゃないかというぐらい(笑)
夏バテ対策にも、にんにくとレモン!最強の組み合わせなのでは!!!
ちなみにこのにんにく、香りも風味もとっても豊かなのですが、
食後の匂いがあまり気にならないのも嬉しいです^^

オリーブオイル漬けも色々重宝しそう。
さっそくガーリックトーストやパスタ等に使わせて頂いています。
我が家の塩レモンとの相性もよいのが嬉しいのです♪

のざわやさんは、栃木県下都賀郡野木町でお惣菜屋さんも営まれています。
メールでやりとりをさせて頂いているだけでも、温かいお人柄や、
食材に対する愛情がとっても伝わってきて、地元のお客様に愛されている
お店だということが、容易に想像つきます。
私達もすっかりファンになってしまったのざわやさん。
素敵なご縁に、感謝します!!!

そんなのざわやさん。
もしお近くの方がいらっしゃいましたら、是非一度訪れてみて下さい!
日・祝が定休日で、お惣菜売切れ次第お店を閉めてしまうということなので、
遠方から来店の際は、是非一度ご連絡下さいとのことでした。

我が屋のレモンを使用したハニーレモネードスカッシュや、
レモン風味のピクルスに出遭えるかもしれません^^

”のざわや”さんブログ
http://nozawaya.blog.fc2.com/


プレゼント [家のこと]

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所用を済ませフェリーに乗ると
いつにない混雑ぶりでびっくり。
中島大浦港も沢山の人で活気がありました。
お盆で皆さん色々な場所から
帰省されたり、遊びにきたりされているのですね~。

本日はお隣のYさんから
机や椅子、電気スタンドなどその他もろもろ
沢山のものを頂きまして
早速、倉庫や母屋一階を色々いじりました。

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↑頂いた机を既存の机と並べて
箱詰め作業スペースを拡大。
ここで皆様へお届けする柑橘を箱詰めします。

そして元々倉庫にあった机は母屋一階へ。
汚れていたので洗った後、濃い目のニスを塗ります。

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乾かした後、部屋内へ

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いい感じにレトロな雰囲気でまとまり
これで仕事もはかどりそうでございます。

ちなみにこの後Yさんに
帰省されていた娘さん夫婦を紹介していただき
その雑談時、
「ソファーもあるで~持ってく?」
と言われ、即答で
「頂きます!」
と答え、
これも母屋一階にセット。
このソファーセット、以前、広島県のある郵便局で使用していた物だそうでして
これまたレトロな雰囲気が我が家とベストマッチで
思わず
ラッキー!とニッコリな一日でございました。
近いうちに
実はソファーを購入の予定だったのですが
その時には部屋の雰囲気に合わせた
レトロなものを、と思っていたので
ちょっとびっくりのタイミングでございます。

このソファーセットはYさんのお兄さん
以前 「甘夏の畑へ」↓
http://wakuwakuijyu.blog.so-net.ne.jp/2014-04-26-2
の記事でも書かせて頂きましたが
その去年亡くなられたYさんのお兄さんが
広島から運ばれてきた物のようです。
今日はお盆。
先程、仏壇の前で手を合わせ
お兄さんにお礼を申しあげました。
妻は子供を連れて灯篭流しへ行っています。
このソファーセット、
帰ってこられたお兄さんからのプレゼントかな、
などと思ってしまいました。







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灯篭流し [島暮らし]

お盆休みに入り、島にも若者や子供の姿が増えました。
スーパーに買い物に行っても、客の年齢層が明らかに低くて驚くほど(笑)
我が家にも昨日、東京でやっていた自主保育での相棒ファミリーが遊びに来てくれました。
(この話はまたの機会に)

今日は、集落の灯篭流しと盆踊りです。
少し前に神社の氏子さんがいらして灯篭を購入したのですが、
その後、お隣のおば様が、こどもが3人いるからと、
残っていた去年のものを分けて下さいました。嬉しいな。

長女
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次女
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長男「うみなりますように」←最近はやっぱり雲になる!ということも多いのですが、、、
今日は長女にそういう願い事はだめ!とダメだしされて、結局
「てんてこ てんてこ」って書いたそうです。なんじゃそりゃ(笑)

IMG_5627.JPG

白色トレーに乗せるといいよと教えてもらっていたのに、
昨日のゴミの日にすべて捨ててしまい><
あわてて牛乳パックで代用品を作ってみました。

灯篭流しなんて生まれて初めて!!
たのしみー♪

と思ったら、灯篭流しは雨で明日に順延ですとの放送が^^;
明日は晴れるかな。


嘘のような・・・ [島暮らし]

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まだ僕らが東京で暮らしていた頃
自宅マンションから歩いて15分ほどの場所にスーパーがありました。
そこで扱っている商品は
ちょっとお高かったりするのですが
見ているだけで楽しくなるような
オーガニックでハイクオリティな品揃えでして
お店の雰囲気などもプチセレブ的なので
「今日はちょっと贅沢をしようかな」
というような日に家族で散歩がてら出掛けるような
そんなお店でした。
特に印象に残っているのは
ほぼ毎年
年末、全ての仕事は終わり
家の大掃除を済ませ、
お正月の料理に使用するものを買いに
このお店に家族皆で買い物に行った時のことで
誰もが皆、ホッと一息つくような
今日だけは世界中のみんなが仲良しでいられるような
そんな安らかな年末の雰囲気の中で
静かな、静かな 幸せを感じたことを
懐かしく思い出します。

嘘のような話ですが
このお店に今回我が家のレモンを卸すことが
できまして。
あの商品棚に
僕らのレモンが置いてもらえるなんて。
トップの写真は妻の友人が写真を撮って
送ってくれたものでして
見たとたん、
なんだか不思議な、不思議な感覚にとらわれまして。
僕らのように
幸せに包まれて買い物をしている誰かが
映像として僕の脳に浮かび上がるようでして。

嘘でなく、
ただ、ただ無心で
無理なく生きていると感じる今日この頃。
ささやかな祝福を
夫婦で共有できるという喜び。
感謝、感謝でございます。



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ダメでもともと。 [畑]

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昨日に引き続き復旧作業を。
畑へ続く農道も被害があったので片付けつつ
全ての畑をチェック。
一番の被害はやはりレモンの畑でして
今日はダメでもともと裂けた断面をつなぎあわせてみました。

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つなぎながらも(もう無駄かな)と何回も思ったのですが
今切るよりも、とりあえずトライした後でも切るのは遅くない
という判断で作業を続けました。

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作業することおよそ3時間。
どうしようもない部分は切り落とし
倒木を可能な限り分断して
果樹の周りを片付けました。
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一番太い幹だけはチェーンソーがないとどうにもならず
後日あらためて切断、分解することにしました。
DSC_0369.JPG

そしてこれもダメでもともとで
切除した枝を苗木にしてみるべく
適当な枝を確保。
これらをまた植樹してみようと思います。

DSC_0371.JPG

ダメもとで試みたことが何か一つでも
成功してくれたらなぁと
切に願って。
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