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潮の不思議 [島暮らし]

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先日、海水浴へ行った時
到着した時はテトラポットすれすれまであった水位が
ボートやお弁当などを降ろしている間に
どんどん、どんどん引いていき
あっという間に砂浜が現れたのには驚きました。
この日の松山の満潮(午前)の時刻は9:53。
僕達が海に着いたのが11:00ごろだったと思うので
丁度潮が引き始めてからビーチに到着したことになります。
この日の干潮(午後)は16:10。
僕らが遊んでいる間ほとんど潮は引いていき
到着した時を対比するとおよそ3mほど砂浜が広くなっていました。
こんな身近なところに
引力の、宇宙の不思議を感じたりします。
当たり前の話ですが、地球自体が持つ
強力な引力で中心部に引き寄せられているから
僕らは浮くこともなしに
歩いたり、走ったり、寝転んだりできるわけですが
生まれてから地球以外の星に住んだことが無い
僕には普段引力などを具体的に感じられることなど
そうありません。
月と太陽の引力で海水が引っ張り上げられるとき
それを目の前で見るとき
かろうじて間接的にその存在を理解したりします。

大潮、小潮などの潮の知識の歴史は
日本において物理学よりも古いと思われますが
(調べていないために不明ですが)
引力の存在などを知らなくても
船頭や漁師はその法則を誰よりも熟知していたと
想像できます。
源氏と平氏の海戦の小説などを読むと
ここ瀬戸内の海で
義経がその潮の流れを利用して
平氏を撃破するシーンなどがでてきますが
あれなども
地球と月と太陽が直角に並び、
互いの引力を打ち消しあっているから
潮の高低差が最も少ない「小潮」となる
といった理解の仕方ではなく
もっと直感的な捕らえ方で
その潮汐を理解していたと思われます。
っというか
源氏が平氏に勝利し
鎌倉幕府が誕生したその時に
どれだけの日本人が
空に浮かぶ月と太陽によって
潮が満ち引きしていることを理解していたのでしょうか。

科学とはやはり凄い。
勉強などは
まるっきりできなかった僕ですが
海水が引いたり満ちたりすることと
天体の持つ引力との
因果関係を事実として解明するところなど
やはり地球上に存在する生命の中で
人間ならではの素晴らしい個性だと感じます。

本日、妻が夕飯を作ってくれている間
子どもたち3人を連れて近くの海辺へ散歩。
今日の午後の干潮は17:17。
僕らは18:00過ぎに散歩に出たので
潮はほぼ一番引いている状態で
普段は通れない磯も歩けるようになっていて
子どもたち大喜び!
潮汐って不思議。
面白いなぁ~。






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