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かにかにどこかに [島暮らし]


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カニ。にっこりしててかわいいなー。

海から徒歩1分の我が家。
最近、庭先や家の中にたびたびカニが出没します。

先日は台所(土間)にカニが現れて、
そのまま見失ってしまったのですが、

「ま、いっか。」

で済むのが島ならでは(笑)

土間には縁の下に続く抜け道があるようで、
これまた島らしく、フナ虫やら色々な虫が通過していったりもします。

隙間だらけの我が家ですが、
おかげで、風通りはよく、熱がこもらないため、
外の暑さが嘘みたいに、家の中は涼し~です♪



もちろん、冬は寒いですが(笑)



本日の収穫 [畑]

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↑本日の収穫。+枝豆も。
2cmくらいの芽が出た頃と比べると
信じられない成長ぶりのとうもろこし↓

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おいしそーーーーーー!
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野菜畑に一本だけ残しておいた伊予間の木も順調にかわいい実をつけて↓
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この木だけで我が家で食べる分はまかなえそう。
その真下にカボチャが凄いことに
良く見ると伊予間にも巻き付いてました。(笑)
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そしてカミキリ虫を発見
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小学生の時はなかなか好きな甲虫でしたが、今は強敵!

とうもろこし 食べるぞー!
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風の谷のナウシカと農業 [畑]

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風の谷のナウシカを見たのは中学校の春休みだったか。
遊びに行っていた従兄の家で見たのを覚えています。
まず最初の久石氏のテーマ曲が流れた時点で
心を鷲づかみにされ、物凄い勢いで物語に引き込まれていったのを
記憶しています。
「風の谷のナウシカ」劇場公開は1984年。
実に30年という月日がその公開から流れているわけですが、
時間のある時など
ついつい見てしまう
僕にとって名作中の名作であり
それはまた沢山の人にとってもそんな存在の映画であると感じます。
何回見たかは記憶にありませんが
各シーンごとの台詞を丸暗記しているくらいの回数を見ているのです。
大体にして僕は同じ作品や曲を
見方や聞き方を変えて何度も、何度も鑑賞するのが好きであり
中島に移住して、農業を始め
その上でまた島で見たナウシカは
新しい感動がありました。

腐海=植物全般(栽培している作物以外の)
蟲 = 虫(現実に存在する)
巨神兵=農薬(除草剤などを含む)
風の谷=無農薬農家
トルメキア=農協(笑)

まあ実際はこのような単純な構図ではないのですが
こんな感じで置き換えつつ物語を見ていると
今、正に僕が直面している問題がテーマにされているようにも感じました。

除草剤はホントにものの見事に雑草を枯らします。
この時期、柑橘の木の葉は夏の色、濃い緑。
しかしその根元はまるで真冬のように茶色く枯れて
緑と茶の強烈なコントラストが正直ちょっと怖い。
人間のエゴイズムが非常に判りやすく色で表現されているかのよう。
利益にならないものは
なるべく手間をかけずに抹殺、排除。
例えば除草剤大手の米モンサント社。
除草剤「ラウンドアップ」の会社なのですが
「ラウンドアップは生分解性で土壌に蓄積されません」
「安全で人や環境への有害な影響を引き起こすことはありません」
との触れ込みで日本では普通にホームセンター等で買えます。
が、
この会社ベトナム戦争で使用した枯葉剤を製造していた
ことはあまりに有名。
もうこうなると
「安全」の文字が恐ろしい。
彼らは木々を枯らし、
敵兵を発見しやすくして
殺すために
その薬を大量に製造し
利益を得ていた会社。
その彼らの言う「安全」とは何か。

火の七日間の巨神兵が、トルメキアの軍艦が僕の中でリンクします。

実際に畑へ出てみると
そこには常に
森と虫からの
自らの利益への侵略があります。
そのほかにも直接的に攻撃的な虫や植物も
います。
森を焼き払い、虫たちを殺すのだ
と言うトルメキアのクシャナの台詞も
わからなくはないのです、実際商売として農業と向き合ってみると。
よ~く 木を観察すると
得体の知れない虫たちが這いずり回り、かじり、穴を開けて
自らの繁栄を推進させています。
その数、無数。
木が枯れてしまったら
安全だとか、危険だどかそんな次元ではなく
収穫そのものが出来ません。
専業農家にとっては死活問題となります。

映画の中でも腐海や蟲たちと具体的にどうするのか
というラストシーンではありません。
僕らの方も
まだまだ答えは見つからず、
右往左往している感が無きにしも非ず。
ですが、
チャレンジとして
今回の就農を捉えるとき、
最終的には
日々、
畑に出ている自分たちの感性で決断しようと思います。

考えてみるとナウシカ以外にも
ジブリ作品は大好きな作品が多く
島での暮らしと対比すると
興味深い点が多々あるため
その他のジブリ作品についても
また書いてみようと思います。









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