畑里（はたり）へ

最近、小学校の放課後「こども教室」なる学童のようなもの？に参加して、
帰りが遅かった長女が、今日は少し早く帰ってくるというので、
みんなでバスが30分停車するフェリー乗り場へお迎えに。

バスに乗っていたのは、長女の他に、上級生のお姉ちゃん。
長女がランドセルを背負うのを手伝ってくれたりと、すごく優しそう。
一学年の人数は少ないけれど、その分他の学年とも交流があるようで、
そういうのも、なんだかいいな。

みんなでおやつを持って、先日パパが一人で訪れて休息をとったという、
「畑里（はたり）」という集落のビーチへ。
海沿いに倉庫は立ち並んでいるものの、住んでいる人はかなり少ないようで、
車を走らせても、全く人気がありません。
耕作放棄地もかなり多いと見え、
山の様子なども、かなり野生に近い感じ。

イノシシも、多そうだなぁ・・・。



ビーチも綺麗で、そして静か。
どこへ行ってもプライベートビーチ状態の中島ですが、
ここ畑里はまた一味違います。

波打ち際に漂うこれは！
海そーめん！！！



浜辺を散策。
ビーチによって、漂着物も全然違って面白いのですが、
ここ畑里では、漂着物自体が少ないみたい。

かっこいい岩場。


こどもと一緒につくった
怪獣。



これは、先日結婚式をあげた、
ケイコちゃんとリウイチ君だって。



東京にいた時から、行く先行く先、ひとけがなく（笑）
アルバムにも、他人が写り込んだ写真がほっとんどないという我が家。
こんな場所に移り住んだのも、ごくごく自然な流れなのかもしれません。

こんな風景、こんな時間、
今まではお金と時間を使って得ていたものが、
ごく日常になってしまったという幸せ。

しばし休憩

ここのところ
のんびり屋の僕としては
多少オーバーワーク気味だったので
半日ほど休暇を妻に申請。
島の西側にある集落「畑里」に一人で向かう。

人気のない
静かな海


穏やかな海



その後、畑里を散策。
趣のある神社や竹林を抜けて





森からの緑の津波に飲み込まれたような家


そしてまた海を望む



この時ばかりは全ての義務と責任を忘れ
１０歳くらいの頃に戻り
無邪気に歩く。
子どもの頃の僕は
友達と遊ぶことが何より楽しみな
軽薄で
おっちょこちょいな少年でしたが
同じくらい静かで誰もいない場所が
また大好きでした。
誰もいない静かな海を見ていると
何十年の月日がまるっきり嘘のように
タイムスリップをしたかのように
何も変わっていない自分に
おかしな感動を感じてしまいました。

その後また車に戻り
こんな海辺に寄り道して


大泊を見渡せる丘に到着。
源氏鶏太の短編集を読みふけりました。


一冊読み終わるともう１７：００過ぎ。
少し肌寒さを感じながら
帰宅する。


回復！充電終了！