SSブログ

いただきもの(2) [島暮らし]

IMG_4019.JPG

↑知人の畑のみかん摘みを、家族みんなで手伝いに行った時の長女

ご近所の大先輩農家Yさんに「手伝ってくれ」と
紹介された瓦葺き替えのバイト。
勾配のついた屋根の上を重量物を持って行き来するという
危険が伴う仕事ではあった。
事実、作業途中に足場が倒れ、もう少しでその足場が人に直撃、という場面にも
遭遇したので相当気を引き締めて働いた。
へそよりも下、恥骨のちょっと上あたりに重心を集め、
足の裏の感覚を敏感にして、なるべくゆっくり慎重に作業した。
棟梁と2人の大工さん、入れ替わりで何人か僕のような手元の人がいた。
僕としてはアルバイトというより、地域への自己紹介的な要素がかなり強かったため
ギャラの額はあえてお聞きしないでいた。
事実、道端での挨拶よりも仕事を交えての関係は自然で気負い無く
島の先輩方と知り合いになれて、その意味ではそれが一番の報酬と思っていた。
島にただ一軒のスーパーのお肉屋さんとよく雑談をする。
その時にバイトの話をしたらギャラを聞かれたので
「知らない」と答えると彼は大笑いしていた。
仕事が終わると棟梁の倉庫や海岸にある別宅で宴会となる。
僕のアルバイトに行った4日間全てである(笑)
昔かたぎな棟梁や大工さんたちは
言葉使いは荒いものの、その奥に知性と優しさを帯びていて
共に飲ませてもらい、改めて島に来たことが正解だったと感じた。

現場が事故もなく無事終了してから数日後、
フラりと棟梁が我が家を訪れ、
「これ、この間の」
と言って封筒を僕に手渡し、
「それと、これ今釣ってきた魚」
と言って数匹のメバルが入ったビニール袋をくれた。
僕の妻には丁寧な挨拶をしていただき、
「また、なんかあったら頼むわ」
と言って帰っていかれた。
うわぁなんかカッコイイなぁ
なんて思いながら封筒を開けるとびっくりのお金が。
島の平均のバイト料のおおよそ倍の金額が入っていた。
雇い主自ら給料を自宅に持ってきてもらったのも初めてなら、
雇い主の釣った魚を給料と一緒に頂いたのもモチロン初めてである。
お金よりも人間関係が優先されることを実感できたような、
東京にいたら絶対に体験できないであろう、
今回の瓦の葺き替え。
ただ ただ 感謝 感謝。





nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

仮想移動体通信事業者 その(3) [関係ない話]

001.jpg

自宅より30秒の海↑

現在使用中のスマートフォンのコストを革命的に下げたい方へ
契約の流れを整理しようと思います。


①仮想移動体通信事業者を決める。

②その事業者のHPにある動作確認の取れたドコモの白ロム携帯(スマホ)を用意する
(正確にはドコモ以外のものも使えますが、ドコモのものが無難です)

③事業者を決めたらWEBから自分のニーズに合ったSIMカードを購入する。

④SIMカードが自宅へ送られてくるので、その情報を端末に入力。

⑤NTTコミュニケーションズの提供するサービスである「050プラス」
 の利用申し込みをWEBからする。

の流れでデータ通信、IP電話を使用した通話が可能になります。
ドコモ、AUなどの携帯各社のスマホの契約と違い、
店頭でのやり取りなしに、全てWEBからの申し込みと
自分でやる端末設定で利用可能になります。

①の「事業者を決める」が一番ややこしいかも知れません。事業者によってさまざまな
コースがあり、どの事業者が一番自分のスマホの使い方にあっているのか
よく検討する必要があると思います。
僕の場合、自宅ではWi-Fiで使用し、外出先では会話メインで後はメールとネット検索を少々
という使い方です。
この使い方に合わせた僕の選択は

OCNモバイルONE 980円コース でSIMカードは050プラスに対応し、購入した端末のサイズに合った
ものを購入。初回手数料や、SIMカード、端末代+ソフトバンクの解約料合わせて3万ほどかかったが
毎月4000ほどのコスト差を出す予定なので一年経たずに黒字化できる計画です。




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。