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「ウェロくんとティラくん、宝探しの大冒険 ⑧」作・次女  [ウェロくんティラくんシリーズBy次女]


DSCN1945.JPG

相変わらず恐竜愛の止まない次女先生の新作です〜。
写真の絵は本文とは関係ありませんが、こちらも新作!
あんまり楽しそうに描いているので、
見ているこちらまで楽しくなってしまいました。
先生の創作恐竜とはいえ、恐竜の絵も何も見ずに
すらすらとこんな絵が描けるなんて、ほんとよほど好きなんだな~。
次は、ウェロ君シリーズの挿絵もリクエストしてみました♪

過去のお話しについてはカテゴリー「ウェロくんティラくんシリーズ」からどうぞ〜

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たびをはじめてから、一日とはんにちほどたちました。
おひるになりました。
みんながコアひめの作ったのこりものをたべました。
たべたあとみんなはぐっすりねました。
2じかんほどねました。

おきると上空にはクエッツコアトルス、
まわりには、モササウルスのむれが、
そして、ちかくのはまには大きなティラノサウルのむれが!!

「たたかいをいどみにきた。」
一ぴきのティラノがいった。

「そうだ、わたしたちもおまえたちとおなじ
たからをさがしてやってきた。
だが、たからをたくさんとるためには、
きみたちとたたかって かったものが
たからをとるというほうが いいのだよ。」と、
いかにもリーダーのようなティラノがいいました。

「よし、そのたたかいをうけてたつ。」
みんながげんきよくこたえました。

「ほほう、いいどきょうじゃないか。
わたしたちは、1154人
おまえたちは、5人じゃないか、
それでもたたかうというのかね。」
年をとったモササウルスがいいました。

「たしかに、あんたのいうとおりだ。
でも、たたかわずににげるより
たたかってにげるほうがまだましだろ。」
エラス王子がいいました。

「そうだ、そうだ。
あい手がただの子どもだからってなめんでもらいたい。
ぼくたちは、一ぴきだけだったけど
ティラののおすの大人をたおしたことだってあるんだぞ。」
ティラくんとウェロくんがいいました。

「わたしを上ひんなひめだと思っているの。
わたしはこれまで何回たびをしたことがあるのかおわかり。
9999回よ。」と
じまんげにコアひめがいいました。

「このプテラ、なにがあってもぜったいかつ。」
プテラがいいました。

「プテラだって、まさかあのむかしティラノを何まんひきも
一どにやっつけたでんせつのプテラノドン、
デルク・ジェン・プテラなのか。」
いっぴきのエラスモサウルスがいいました。

「いかにも、そうだが、なにがダメなんですか」
プテラがいいました。

500ぴきほどのティラノがはしってどこかへにげてしましました。

「へんなのおいらが名前をいっただけで
にげるなんておくびょうものだな。」
プテラがいいました。

〜つづく〜

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