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伊能忠敬が中島へ来た! [島暮らし]

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伊能忠敬が中島へ来た!
1808年、今から206年前のお話ではありますが。

中島図書館では
蔵書入れ替えの本などを無料で配布しているコーナーがあり
これがまた、なかなか楽しい本があったりして
楽しみなのです~。
そんな図書館でいただいてきた本
「ふるさと中島」
僕達がここ中島へ
移住してきた当初に頂いた本でありまして
その当時はさほど興味も持たず、また読んでもあまり面白みを感じず
そのまま本棚に置いていたのですが
先日何気なく手に取り読んでみると
これが、これが
面白い!
やはり地名やその位置関係などが読んでいてすぐ
「あそこだ!」
と理解しつつ読めるので
前に読んだときとは全く違った印象を受けました。
その中で一番興味深かったのは
伊能忠敬の来島の下りでありまして
日本地図を史上初めて作成した人物として
おぼろげながら記憶していた人物ではありましたが
当然のごとくここ瀬戸内中島へも来ていたという
明確な記録が残る事実には
なんだか一人、興奮を覚えてしまいました。
中島で僕の大好きなスポットの一つである
「畑里」。
今では過疎化が進み
我が家がある宇和間地区と並び
かなり閑散とした印象の集落ではありますが
その畑里(当時は畑里村)から
のべ458人の水夫と453人の人夫を出したとの記録があるそうで
あのいつもの場所に
伊能忠敬が佇み
測量をしていた姿がありありと浮かぶようで
布団の中で一人大興奮(笑)
200年前なんてそんなに前の事じゃないなって思ってしまいました。
この伊能忠敬
日本地図を作るべく北海道へ向けて測量の旅に出たのが
なんと55歳の時!
忠敬スゲー!(笑)
老いを感じさせないその強い知的好奇心は
200年の時を経ても清々しさを僕に感じさせてくれます。

ふるさと中島を読んで
やはりどこにだって歴史はあり
そこに暮らし、
泣き笑いして
長い間
本当に気が遠くなるくらい長い時間をかけて
沢山の人々が築き上げたものを基礎として
今のこの島があるのだなぁ
と思います。
我が家の車庫前の私道も
その昔
お隣さんであるKさんが出資し、工事をして
出来た話を師匠のおばさまからお聞きしたことがあります。
そんな何気なく普段使用している道でさえ
そこには歴史があり
そのことを弁えて
感謝して行動しないと
何事も上手くはいかないだろうな、と思います。
人に歴史があるように
島にもまた歴史あり。
中島の歴史を探求するという
また一つ島での楽しみが増えてしまいました。
ニヤリ!



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