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三人寄れば文殊の知恵 [子ども達]

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我が家には三人の子どもたち。
三人寄れば・・・・・・。
うるさい、うるさい。
仲良く遊んでも、ケンカをしても、
どっちにしろうるさいのです。
子供3人に対して親は2人。
彼らの勢いは止まることを知らず、
時として制御不能。
家において静かな時など
子供たちが寝静まり、僕達が眠りに着くまでの短い時間だけ。
うっとおしさ満載の子供たちではありますが
日々、元気でいてくれること。
これに勝る親孝行は無いわけでありまして、
その面において親として、毎日喜びをプレゼントされているようで
素直に感謝。
日々、気力体力は使うものの
同時に安らぎと満足を感じさせてくれる子供たちは
やはり僕にとって天から使わされた、
文字通り天使なのであります~。

今の世の中
便利に、裕福に、贅沢になって
そこから生まれた「余裕」を元に
個人の能力を伸ばすことに
誰も彼も、一生懸命な気がします。
生命である以上はもちろんそういうことも大事だと思います。
が、人間であるからには弱肉強食に終始して
幸せは得られるのでしょうか。
あまりに色々と恵まれすぎてしまうと
そのこと自体が他者と深く関わり合うことの障害となり
エゴイズムの満足と引き換えに失うものが多々あるのではと思います。
個人の能力など低くて良い。
極論ですが、最近はそう思うようになりました。
点数で言えば50点くらいの人間で丁度よいのではないのでしょうか。
それなればこそ足りない50点を真剣に他者において探そうという
旅が始まるのではないかと。
一人で100点をとってしまえばある意味安全なような気がします。
そこには決して他者とすれ違うこともなく、傷つくこともない世界があるのかも知れません。
まあ僕の様な凡人には分からない世界です。

子育てをしていると良いことばかりではなく
早くもその子なりの「歪み」が見えてきたりします。
親としてはやはり修正、矯正したい。
ですが、フッとそれは僕の役目ではないのかな、などと思います。
その歪みはその子の「個性」と受け取ることによって
いつか来たるべき時に大切な他者との「架け橋」になる部分なのかもと。
長所と短所は裏表であり水面下でバランスを取っているわけで
長い目で見ると短所は様々なチャンスを孕んでいるようにも感じます。
なので父親としては何かをしてあげる、的なことはあまり意識せず
自分自身が「楽しく」生きることにフォーカスするように心がけています。
親が楽しく生きることは子供にとってビタミンに近い働きがあるのではと思ったりするので。

人間にとって「好きになる」ことは大事だと思っています。
好きな男の子の事でもいいし、絵を描くこと、人と話すこと
とにかく好きになることによって全ては始まり、広がっていくのかなと。
僕の脳みそなどは好きなことに関しては異常なほどの記憶力を示しますが、
興味のないことや嫌いなことなど全くと言っていいほど覚えられません。(笑)
受験戦争には役に立たなかった僕の脳みそですが
これで良いのです、結論として。(笑)
なので子供たちにもゆっくり、自分のペースで大好きなことを見つけて欲しいな、
と思うのです。






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