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経緯 その五 [プロローグ]

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かくして河口湖へ到着
富士ヶ嶺近くにある別荘へ荷物を置き、
とりあえずリラックス。
僕らが移住地第1候補へあげた河口湖町
中央高速、大月JCTから富士山方面へ走られた方は
お分かりかと思いますが、ずっと上り道なのである。
という事は町全体の標高が高いということで
標高が高いということは、夏涼しいのです。
この「夏涼しい」というのと東京からのアクセスの良さ、
+何回も遊びに行って土地勘があるという
三つの主な理由により白羽の矢が立ったというわけです。

二日ほど普通に別荘にて避暑(当時去年の7月でした)した後
行動開始。
まず手始めに役場へ行き移住誘致の担当者の方と面談。
丁寧に話を聞いて頂き、対応としては好感触だったものの、
なんとなく話を聞いて終わり、という感じ。
市町村のやっている移住促進活動というのはあくまで
きっかけの一つとして捉えた方が無難、というのが僕らの感想です。
手取り足取り、移住を段取りしてくれる、といった性質の部門では
ないように感じました。
その日は役場に隣接している図書館を見学。
これが今まで見た図書館の中で、個人的には一番素敵な図書館で
河口湖町を訪れたら一度立ち寄ってみる価値はあると思います。

その翌日、自称「地元の有力者」W氏とコンタクトを取り、早速お会いする。
その風貌から地元の有力者というのもうなずけるほど、
ロマンスグレーの頭髪に鋭い目線、酒焼けした声
ただ者ではない雰囲気に満ちあふれた方でした。
そのW氏の案内のもと、一軒の平屋に到着。
家主ご夫婦とご対面。
温和で多少饒舌なご主人は近くで工場を経営されているとのこと。
見せて頂いた平屋は母屋の平米数が80平米ほどだっただろうか。
それなりの年数が経過してくたびれた建物であったものの、
水回りは奇麗にリフォームされ、庭からは富士山が見えた。
立地としても富士急行の河口湖駅から徒歩5分くらいで、
すぐとなりに保育園、小学校もあり、
僕らにはもってこいの条件。
ただ即答は避けて、二人でよく考えてまたご連絡しますと
その日は退去。

続く

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